スペースと電力、またはサーバー:顧客と運用は当社が提供
トラックA:パートナー企業がスペースと電力を持ち、当社がハードウェア、顧客、運用を提供します。トラックB:パートナー企業がハードウェアを持ち、当社がコロケーション、24/7の運用、リモートハンド、監視、顧客を提供します。
1LegionのGPUコロケーションと運用のプログラムには2つのトラックがあります。トラックAでは、パートナー企業がデータセンターのスペースと電力を持ち、当社がハードウェア、顧客、運用を提供します。トラックBでは、パートナー企業がハードウェアを持つか、GPUクラウド事業への参入を目指しており、当社がパートナー施設のコロケーションスペース、24/7の運用、リモートハンド、監視、顧客を提供します。
トラックの選択
トラックは、すでにお持ちのもの、つまり電力を備えた拠点か、拠点、運用、顧客を必要とするハードウェアかによってお選びください。
トラックA:スペースと電力をお持ちの場合
データセンターの所有者と事業者向けです。当社がハードウェア、案件パイプラインの顧客、運用を提供します。施設は、このページに概要を示す当社のパートナー要件を満たす必要があります。
トラックB:ハードウェアをお持ちの場合
ハードウェア所有者と、GPUクラウド事業への参入を目指す企業向けです。当社が、パートナー施設のコロケーションスペース、24/7の運用、リモートハンド、監視、顧客を、パートナー企業のブランドまたは当社のブランドで提供します。
トラックBは、自社で施設や運用チームを構築せずにGPUクラウド事業者になるための方法です。パートナー企業はハードウェアと、希望すればブランドを用意し、当社がその裏側でネオクラウドの運用を担います。クラウドを運営するためではなく投資としてGPUサーバーを所有または資金提供している場合は、クラスター運用代行のほうが適しています。
AIクラスターがデータセンターに求めるもの
最も重要な数値はラックあたりの契約上の最大kWです。当社はHGX B300のGPUノードごとに約14 kWとして計画しているためです。
| 項目 | 計画電力 |
|---|---|
| HGX B300のGPUノード | 約14 kW(計画上の想定値) |
| CPUノード | 1.0 kW |
| コントロールプレーンノード | 0.5 kW |
| ストレージノード | 1.3 kW |
| ネットワーク | GPU負荷の5% |
これらの数値に基づくと、当社の納品仕様書に記載したリファレンスクラスターの推定IT負荷は以下のとおりです。
| 項目 | 64ノード | 128ノード | 288ノード |
|---|---|---|---|
| GPUノード(各ノード8基のGPU) | 64 | 128 | 288 |
| GPU | 512 | 1,024 | 2,304 |
| CPUノード | 24 | 48 | 108 |
| コントロールプレーンノード | 6 | 6 | 6 |
| ストレージ:アプライアンス方式(使用可能容量) | 512 TB | 1,024 TB | 2,304 TB |
| ストレージ:ストレージノード方式 | 9ノード | 17ノード | 38ノード |
| 推定IT負荷 | 約0.98 MW | 約1.95 MW | 約4.39 MW |
クラスター規模ではOEMの推奨に従い、現在HGX B300は空冷で展開しています。GB300 NVL72以降のプラットフォームには、ダイレクト・ツー・チップ方式の液冷への移行経路が必要です。
施設に求める要件
クラスターを設置する前に、施設は当社のデータセンターパートナー要件の公開概要(1LG-DC-REQ-2026-001 Rev 2)を満たし、それを主張ではなくエビデンスで示す必要があります。
| 項目 | 求める要件 |
|---|---|
| 電力 | ラックあたりの契約上の最大kW、全ラックへのA系・B系の二重電源系統、電源と冷却の同時保守性、発電機とUPSの連続運転時間 |
| 冷却 | 現時点ではHGX B300向けの空冷、GB300 NVL72以降に向けたダイレクト・ツー・チップ方式の液冷への移行経路 |
| エビデンス | Tier III設計文書、正確に記載されたUptime Institute認証、TIA-942、EN 50600、SOC 2、ISO 27001(いずれも参照番号付きで、NDAに基づき開示可能なもの) |
| スペース | プライベートケージまたは専用ホール内の連続したスペース |
| 人員体制 | 稼働開始前に24/7のオンサイト人員体制を整備。リモートハンドは30分以内。 |
| インシデントとメンテナンス | 施設のインシデントは15分以内に通知し、その後は1時間ごとに更新。リスクのあるメンテナンスは14日前に通知。 |
| 接続性 | 100 Gb/s回線を持つ独立した2社以上の通信事業者、物理的に分離された経路、BGP対応、DDoS対策のオプション、IPv6、アウトオブバンドネットワーク |
| テレメトリ | ラックごとおよび電源フィードごとの電力、冷却、温度、漏水検知(アラーム履歴12カ月分) |
| 契約条件 | 顧客契約に合わせた4〜5年の契約期間。契約締結とハードウェアの納品に連動した段階的な立ち上げ。拡張権。隣接スペースの優先賃借権。 |
データセンターパートナー要件の概要はダウンロードページに掲載しているため、初回の打ち合わせの前に拠点を確認できます。
施設の数値と顧客向けコミットメントの比較
| 施設に求めること | 当社がお客様に確約すること |
|---|---|
| リモートハンドは30分以内 | 時間帯を問わず、施設エンジニアリングまたはリモートハンドが45分以内に対応開始 |
| インシデントは15分以内に通知し、その後は1時間ごとに更新 | インシデントは15分以内に受付確認し、少なくとも60分ごとに更新 |
| リスクのあるメンテナンスは14日前に通知 | 高リスクメンテナンスは7日以上前に通知 |
| 12カ月分のアラーム履歴 | 12カ月分のインシデントと状態の履歴 |
全項目は運用コミットメントのページに掲載しています。
商業面の仕組み
コロケーションは複数年契約でkW単位で再販し、運用の対価は、パートナーごとに合意するレンタル収益の分配、固定手数料、またはその組み合わせで支払われます。
トラックA:パートナー企業の施設
顧客契約に合わせた4〜5年の契約期間を求めています。段階的な立ち上げは契約締結とハードウェアの納品に連動し、拡張権と隣接スペースの優先賃借権も求めています。
トラックB:パートナー企業のハードウェア
パートナー施設でのコロケーションは、複数年契約でkW単位で再販します。運用(24/7の運用、リモートハンド、監視)は、パートナーごとに、レンタル収益の分配、固定の運用手数料、またはその組み合わせとして合意します。案件パイプラインの顧客を含むサービスは、パートナー企業のブランドまたは当社のブランドで提供できます。
価格はすべて提案書で提示します。コロケーションや運用の料金は公開していません。
それぞれが提供するもの
各トラックでの、パートナー企業と当社の役割分担は次のとおりです。
| トラックA:スペースと電力をお持ちの場合 | トラックB:ハードウェアをお持ちの場合 | |
|---|---|---|
| 適した対象 | データセンターの所有者と事業者 | ハードウェア所有者と、GPUクラウド事業への参入を目指す企業 |
| パートナー企業が提供するもの | 当社のパートナー要件を満たすスペース、電力、冷却、接続性、24/7のオンサイト人員 | 所有または購入予定のGPUサーバー、および使用を希望する場合は自社ブランド |
| 1Legionが提供するもの | ハードウェア、案件パイプラインの顧客、運用 | パートナー施設でのコロケーション、24/7の運用、リモートハンド、監視、顧客 |
| 商業条件 | 顧客契約に合わせた4〜5年の契約期間 | 複数年契約でのkW単位のコロケーションと、収益分配、手数料、またはその組み合わせによる運用 |
| 開始時に送付いただく情報 | 拠点の所在地、利用可能な電力(MW)、ラックあたりの契約kW、冷却、サービス開始可能日 | GPUモデル、サーバー台数、ハードウェアの現在の所在地 |
パートナーシップの始め方
拠点またはサーバー群は、最初のご連絡から顧客による本番利用まで、5つのステップで進みます。
基本情報の送付
トラックA:拠点の所在地、利用可能な電力(MW)、ラックあたりの契約kW、冷却、サービス開始可能日。トラックB:GPUモデル、サーバー台数、ハードウェアの現在の所在地。
初回の打ち合わせ
拠点またはハードウェア、適したトラック、商業モデルについて一緒に確認します。
エビデンス
拠点の場合は、Tier IIIの設計文書からSOC 2およびISO 27001の参照番号まで、当社のパートナー要件を裏付けるエビデンスをNDAに基づき共有いただきます。
書面による合意
契約条件は書面で合意します。トラックAでは4〜5年の施設契約、トラックBではkW単位のコロケーションと運用モデルです。
展開と顧客
当社がハードウェアをラックに設置してバーンインを実施し、24/7で運用し、案件パイプラインから顧客を紹介します。
パートナー担当チームに相談
拠点またはハードウェアの基本情報をお送りいただければ、初回の打ち合わせを設定します。拠点ではなくハードウェアをお持ちの場合は、フォームでそのパートナー種別を選択してください。
パートナー企業からのよくあるご質問
どの程度のラック密度が必要ですか?
当社は空冷式のHGX B300のGPUノードごとに約14 kWとして計画しているため、ラックあたりの契約上の最大kWによって、各ラックに収容できるノード数が決まります。当社にとって最も重要な数値です。
液冷は必要ですか?
HGX B300については不要です。現在は空冷で展開しています。GB300 NVL72以降のプラットフォームには、ダイレクト・ツー・チップ方式の液冷への移行経路が必要です。
施設にはどのようなエビデンスを求めますか?
主張ではなくエビデンスです。Tier IIIの設計文書、正確に記載されたUptime Institute認証、TIA-942、EN 50600、SOC 2、ISO 27001を、参照番号とともに、NDAに基づき開示可能な形で求めます。
コロケーションの価格はどのように設定されますか?
複数年契約でのkW単位の価格を、提案書で提示します。料金は公開していません。
自社ブランドで販売できますか?
はい、トラックBで可能です。当社がコロケーション、24/7の運用、リモートハンド、監視、顧客を、パートナー企業のブランドまたは当社のブランドで提供します。
施設とはどのくらいの契約期間で契約しますか?
顧客契約に合わせた4〜5年です。契約締結とハードウェアの納品に連動した段階的な立ち上げ、拡張権、隣接スペースの優先賃借権を含みます。
拠点またはハードウェアの情報をお送りください
まずは電力、ラック密度、冷却、サービス開始可能日、または所有するサーバーの情報からお知らせください。