要相談Ada Lovelace

NVIDIA L40S

それぞれ48 GBのGDDR6を備えた8基のAda Lovelace L40S GPU(サーバーあたり384 GB)。48 GBに収まるモデルの推論に加え、レンダリング、3Dグラフィックス、動画に対応し、ご要望に応じて構成します。

サーバーあたりのGPU数
8
GPUあたりのメモリ
48 GB GDDR6
GPUあたりのFP8
733 TFLOPS(密)
GPUあたりの電力
350 W

仕様

契約期間は36〜60カ月です。すべての価格は提案書で提示します。

GPU
GPU
アーキテクチャNVIDIA Ada Lovelace
メモリ48 GB GDDR6(ECC対応)
メモリ帯域幅864 GB/s
CUDAコア18,176
Tensorコア568(第4世代)
RTコア142(第3世代)
FP8 Tensor733 TFLOPS(密)、1,466 TFLOPS(スパース)
FP16およびBF16 Tensor362.05 TFLOPS(密)、733 TFLOPS(スパース)
TF32 Tensor183 TFLOPS(密)、366 TFLOPS(スパース)
INT8 Tensor733 TOPS(密)、1,466 TOPS(スパース)
FP3291.6 TFLOPS
RTコア性能212 TFLOPS
メディアエンジンNVENC 3基とNVDEC 3基、AV1のエンコードとデコードに対応
インターコネクトPCIe Gen4 x16、64 GB/s、NVLinkなし
仮想化NVIDIA vGPUに対応、MIGには非対応
GPUあたりの電力350 W
フォームファクターデュアルスロット、4.4×10.5インチ、パッシブ冷却
納品時のサーバー構成
納品時のサーバー構成
サーバーあたりのGPU数8
サーバーあたりのGPUメモリ384 GB(8 x 48 GB)
サーバーあたりのGPUボード電力2,800 W(8 x 350 W)
CPU、システムメモリ、ストレージ、ネットワークお客様の要件に合わせて構成し、提案書で確定

代表的なワークロード

  • GPUあたり48 GBに収まるモデルの推論
  • レンダリングと3Dグラフィックス
  • AV1のエンコードとデコードによる動画処理
  • 単一のサーバー群でAIとグラフィックスを混在運用

数値の出典はNVIDIAの製品資料(NVIDIA L40S、NVIDIAプレスリリース(L40S、2023年8月))です。

推論、レンダリング、動画向けに、8基のNVIDIA L40S GPUを搭載した専用サーバーをレンタルできます。L40Sサーバーはご要望に応じて提供し、お客様の要件に合わせて調達・構成したうえで、36カ月、48カ月、60カ月のいずれかの契約でレンタルします。

L40Sが適したお客様

L40Sは、Ada LovelaceアーキテクチャをベースとするNVIDIAの汎用データセンターGPUで、AIとグラフィックスを同じハードウェアで実行できるよう設計されています。NVIDIAはこれをユニバーサルなデータセンターGPUと呼んでいます。

GPUあたり48 GBに収まるモデルのサービング、レンダリングや3Dワークロード、動画処理を、多くの場合同じサーバー群で行うチームに適しています。各GPUはECC対応の48 GB GDDR6(サーバーあたり384 GB)を搭載し、サーバーのエアフローに合わせて設計されたパッシブ冷却のカードです。同じカードでレンダリングとモデルのサービングの両方を行えるため、ワークロードの構成比が変わっても、別のハードウェアを用意することなく、サーバーをグラフィックス処理と推論処理の間で振り替えられます。

強み

FP8推論

568個の第4世代Tensorコアにより、GPUあたりFP8(密)で733 TFLOPS(スパース性ありでは1,466 TFLOPS)、BF16またはFP16(密)で362 TFLOPSを実現します。

グラフィックスとレンダリング

212 TFLOPSの性能を持つ142個の第3世代RTコア、18,176個のCUDAコア、FP32で91.6 TFLOPS。

動画

GPUあたり3基のNVENCと3基のNVDECエンジンを搭載し、AV1のエンコードとデコードに対応します。サーバーあたりのエンコーダーは24基です。

電力

デュアルスロットのカードでGPUあたり350 W、8基のGPUを搭載したサーバーあたりのGPUボード電力は2,800 Wです。

メモリ帯域幅はGPUあたり864 GB/sです。L40SはNVIDIA vGPUソフトウェアに対応していますがMIGには対応しておらず、GPUはNVLinkなしでPCIe Gen4 x16(64 GB/s)を介して接続されます。そのため、GPU間で常時通信が必要なモデルよりも、1基のGPUで動作する処理や、PCIe経由で2〜3基に分割できる処理に適しています。

納品時の構成

L40SサーバーのCPU、システムメモリ、ローカルNVMe、ネットワークは、お客様の要件に合わせて構成し、提案書で確定します。サーバーで推論、レンダリング、またはその両方を実行するかをお知らせいただければ、その構成に合わせてホストメモリとストレージをサイジングします。

すべてのサーバーは引き渡し前にバーンインを実施し、その結果を検収テスト報告書に記載します。これがトライアルに代わる仕組みについては、バーンインと検収のページで説明しています。

レンタルの流れ

L40Sサーバーはご要望に応じて提供します。サーバー台数、契約期間、開始日をお知らせいただければ、構成と納品スケジュールを提案書で確定します。

契約期間は36カ月、48カ月、60カ月のいずれかで、期間が長いほど料金は低くなります。サーバーを実際に使用する企業は、契約締結前に3種類のオンボーディング書類に記入します。契約締結時に頭金をお支払いいただき、以降は契約期間を通じて一律の固定月額料金をお支払いいただきます。エグレス料金はかかりません。各ステップは導入の流れのページで、サーバーの設置場所はデータセンターのページで紹介しています。

ワークロードと代替の選択肢

サイジングはメモリで考えます。重み、KVキャッシュ、余裕分がGPUあたり48 GBに収まる必要があります。FP8の30Bパラメーターモデルは1基のL40Sに収まりますが、FP8の70Bモデルは重みだけで約70 GBが必要なため、2基のGPUにまたがります。

KVキャッシュはコンテキスト長と同時実行数に応じて増えるため、その分の容量を確保しておきます。70Bモデルではトークンあたり約0.33 MB、8Kトークンのシーケンス1本で約2.7 GBとなるため、FP8の重み70 GBを載せた2基のL40S GPUには、キャッシュと余裕分として約26 GBが残ります。

専用サーバーでのサービングについてはAI推論のページで、レンダリングと動画についてはメディア・エンターテインメントのページで説明しています。サイジングの考え方は、専用ベアメタルでのLLM推論と70 GBの重みと4基のGPUで解説しています。

GPUあたりのメモリを増やしたい場合やFP4が必要な場合は、GPUあたり96 GBのRTX PRO 6000 Blackwellがあり、モントリオールで割り当てを受け付けています。48 GBのメモリを備え、カードのペアをNVLinkブリッジで接続できるグラフィックス中心の用途には、RTX A6000をご覧ください。

導入検討時のよくあるご質問

L40SとRTX PRO 6000 Blackwellのどちらをレンタルすべきですか?

RTX PRO 6000 Blackwellは、GPUあたりのメモリが2倍(48 GBに対して96 GB)で、FP4に対応し、モントリオールで割り当てを受け付けています。L40Sは、GPUあたり48 GBで余裕をもって動作する処理に適しています。

48 GBにはどのようなモデルが収まりますか?

重み、KVキャッシュ、余裕分が48 GBに収まるモデルです。FP8の30Bパラメーターモデルは重みに約30 GBが必要で、1基のGPUに収まります。FP8の70Bモデルは約70 GBが必要なため、2基にまたがります。

L40SはMIGやNVLinkに対応していますか?

NVIDIAによると、どちらにも対応していません。L40SはNVIDIA vGPUソフトウェアに対応しており、GPUはPCIe Gen4 x16で接続されます。

L40Sサーバーはどのくらいで利用できますか?

L40Sサーバーはご要望に応じて提供します。必要な数量に対する納品スケジュールは提案書に明記します。

どのような契約期間を選べますか?

36カ月、48カ月、60カ月のいずれかで、期間が長いほど料金は低くなります。契約締結時に頭金をお支払いいただき、以降は契約期間を通じて一律の固定月額料金をお支払いいただきます。エグレス料金はかかりません。

L40Sサーバーを36〜60カ月の契約期間でレンタル。

ハードウェア、サーバー台数、契約期間、開始日をお知らせください。当社の納品仕様書に基づいた提案書をお送りします。